Domaine Gros Frére & Soeur ドメーヌ・グロ・フレール・エ・スール | 名家グロ家の陽気な次男坊 果実味豊かで凝縮感のあるワイン! |
ヴォーヌ・ロマネ村のワインを語る上で欠く事のできない名門ファミリー
果実味豊かでパワフルかつ柔らか、ブドウの旨味を感じるモダンで個性のある
素晴らしいワインを生み出す、ヴォーヌ・ロマネ屈指の銘醸ドメーヌ。
\☆\★\☆\ “グロ一族” /☆/★/☆/
≪グロ・フレール・エ・スール≫ は、
そのグロ家の名声を多大に高めた、ジャン・グロ家の次男
ベルナール・グロ が所有するドメーヌです。
![20クロ・ド・ヴージョ[2020]/グロ・フレール・エ・スール|金沢マル源酒店 20クロ・ド・ヴージョ[2020]/グロ・フレール・エ・スール|金沢マル源酒店](https://image.rakuten.co.jp/marugensake/cabinet/02/img58677128.jpg)
ジャンの長男ミッシェル・グロが父親のドメーヌを継ぎましたが、
次男ベルナールは、子供のいなかった叔父と叔母(ギュスターヴ・
コレット)から「ドメーヌ・グロ・フレール・エ・スール」を
譲り受けています。
“ワインの味わいには造り手の人柄が表れる”との言葉があるように、
長男のミシェルとはまた毛色の違った
果実の味わいが豊富で繊細なワインを生み出しています。
ベルナールの造るワインは兄ミッシェルのエレガントさ重視とは
対照的に、とても活き活きとして力強く、
パワーを感じるワインに仕上がっています。
ワイナート誌NO.2(1999年春号)のヴォーヌ・ロマネ特集で、
その人柄が以下のように紹介されました。
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ミシェル・グロの弟である当主ベルナール・グロは
ゲームやAV機器などが大好きな機械愛好趣味。
陽気な彼の造るワインもまた楽天的なマチョイズムを感じる。
そんな彼の興味はやはり先進機器を用いた醸造テクノロジーにある。
「コンサントラチュール・ド・ムー(果汁濃縮機)の ヴォーヌ・
ロマネ村での使用がAOCによって許可されたのが1996年。
それをいち早く兄のミシェルと共同で導入した。」
「自分がベストと思うのは、若いワインの香りを嗅ぎながら、
熟成したワインを味わう、というもの。
だから自分のワインは、果実のいきいきとした香りが強いうちに
飲んでも、柔らかく滑らかな味を楽しめるように造っている。
基本的にはヴィンテージから10年で飲むのがいいと思うよ」
とは彼の弁。
なんて素直で明るい人なのか。名家グロ本家の次男坊として、
ワインを造ることに子供のころから何の疑問もなかった、
と言い切り、子供のいなかった叔父と叔母のドメーヌを継いだ、
いい意味での“道楽息子”のワイン。
だが、道楽を貫くこともまた美なり、と知る、ないし信じる者にとっては、
この上もない共感と喜びを、ここから得ることができるだろう。
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『ワイナート誌』NO.2 より抜粋
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「グロ・フレール・エ・スール」は 銘醸ドメーヌでありながら進化を続け
変革の時を迎えています。
2016年からは、現当主ベルナール・グロの息子
ヴァンサン・グロ がワイン造りを取り仕切るようになりました。
父のフィロソフィーを踏襲しながらも一歩進んだワイン造りを目指し
「テロワールを最大限に表現したい」 という思いから
2016、2017年はSO2無添加のワイン造りに挑戦。そのノウハウを活かし
さらに品質を高めるため、2018年からは必要最低限のSO2添加を決断。
父ベルナールが造り上げてきたスタイルに近い味わいになっています。
2019年はブドウの出来も非常に良く ドメーヌの進化を感じられるヴィンテージ。
ヴァンサンの飽くなき挑戦の結果が垣間見えます。
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【赤:フルボディ】【フランス:ブルゴーニュ】
【AOCクロ・ヴージョ】【品種:ピノ・ノワール】
【アルコール度数:13.5%】【容量:750ml】
【熟成:オーク樽18カ月(新樽比率50%)】
クロ・ヴージョの北隅、ミュジニーに隣接する小さな畑で
年間7000~8000本しか造られていない貴重なワイン。
エキゾチックなアロマとリッチな味わい が特徴です。